“かろみ”ベース とは

ー『かろみベース』についてー

笠松聡也の使用する6弦エレキベースの名前。

チューニングはバリトンギターと同じで、

下からE,A,D,G,B,E,となり、バリトンギターと違い弦は通常のベースと同じものを使用、

スケールもロングスケールかそれ以上長い。

コンセプトはギターとベースのトランスボーダーに端を発し、そして西洋と東洋、また右脳と左脳、男と女、ナルチスとゴルトムント、夜と霧、色んなボーダーを、かるーくなかったこととしてジャズをやる、その意気込みを、楽器に注ぎ込む。一言で言うとこうだ!のために命名しました。
(☆命名の理由)

いつも自分の楽器を何と言うのか悩むのです。
ベース、ですがウッドベースとの差別化で『エレキベース』、
6弦ベース、ですが普通の6弦ベースと違って上に2弦張り、
ベースチューニングのhi-C,Fでなしにhi-B,Eとするギターチューニングにしているのと
大事なのは、コンセプトがベースではなくギターなのです。
ギターの1オクターブ下になるバリトンギターのチューニングと同じ音域です。
いっそ『バリトンギター』と言ってしまえば楽かもしれませんが、
バリトンギターではなくエレキベースです。

アンソニージャクソンはご自身の6弦フォデラベースを、
『コントラバスギター』と命名してその名前を使用されていらっしゃいますが
僕の楽器はそれとは音域もコンセプトも違うし
第一、本当にコントラバスギターとすれば、音域はギターの二オクターブ下になるはずだと思うので、その名前自体に納得いってもいないのです。

何かいい名前はないかと考えるわけですが、
コンセプトを説明する文章を名前に盛り込むのは限界があり
やるなら、メタファーを持ち込んで、コンセプトまで一度に伝えてしまうのが、正解、となるのでしょう。

ということで、ヒラメキました!

芭蕉先生が晩年唱えた、美学「わび、さび」の上位とした究極の美「かろみ」にちなんで、
『かろみベース』
ベースなのに、かろみ、とは逆説的で、でも僕のやってることも、わびさびの上をいくコンセプトも暗示できて…うまい!

これにきまりです。よろしくお願い致します!(2016/ 1/25)