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こんにちは。 いつもこちらをご覧頂いているかた、ご興味をもって頂いて来てくださった方、有り難うございます。
こちらはウッドベースから、エレキベースを経て、いまのところ先人を知らないジャズを演奏する、名付けて 「8弦`かろみ`ベース」 ことNS/STICKプレイヤー笠松聡也のblogです。
こちらには日々の主観を投じることで、日本では曖昧にしがちな自分の立場、考え方などを明確にしていこうと考えています。
なおこちらのblogで、最も重要な記事は、 このページの上部にある、
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「記号化について」 です。
次いで 「貧困と芸術」 や 「愛と芸術の相関関係についての安心」 、 「誰が弱者なのか」 などです。
まずその辺りに目を通して頂いたうえで、その他の記事も見ていただけると幸です。 ごゆっくり!
ー『かろみベース』についてー
笠松聡也の使用する6弦エレキベースの名前。
チューニングはバリトンギターと同じで、 下からE,A,D,G,B,E,となり、バリトンギターと違い弦は通常のベースと同じものを使用、 スケールもロングスケールかそれ以上長い。
コンセプトはギターとベースのトランスボーダーに端を発し、そして西洋と東洋、また右脳と左脳、男と女、ナルチスとゴルトムント、夜と霧、色んなボーダーを、かるーくなかったこととしてジャズをやる、その意気込みを、楽器に注ぎ込む。一言で言うとこうだ!のために命名しました。
(☆命名の理由)
いつも自分の楽器を何と言うのか悩むのです。 ベース、ですがウッドベースとの差別化で『エレキベース』、 6弦ベース、ですが普通の6弦ベースと違って上に2弦張り、 ベースチューニングのhi-C,Fでなしにhi-B,Eとするギターチューニングにしているのと 大事なのは、コンセプトがベースではなくギターなのです。
ギターの1オクターブ下になるバリトンギターのチューニングと同じ音域です。 いっそ『バリトンギター』と言ってしまえば楽かもしれませんが、 バリトンギターではなくエレキベースです。 アンソニージャクソンはご自身の6弦フォデラベースを、 『コントラバスギター』と命名してその名前を使用されてますが 僕の楽器はそれとは音域もコンセプトも違うし 第一、本当にコントラバスギターとすれば、音域はギターの二オクターブ下になるはずだと思うので、その名前自体に納得いってもいないのです。
何かいい名前はないかと考えるわけですが、 コンセプトを説明する文章を名前に盛り込むのは限界があり やるなら、メタファーを持ち込んで、コンセプトまで一度に伝えてしまうのが、正解、となるのでしょう。 ということで、ヒラメキました!
芭蕉先生が晩年唱えた、美学「わび、さび」の上位とした究極の美「かろみ」にちなんで、 『かろみベース』 ベースなのに、かろみ、とは逆説的で、でも僕のやってることも、わびさびの上をいくコンセプトも暗示できて…うまい! これにきまりです。よろしくお願い致します!(2016/ 1/25)